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人間の行動の原動力 [今日の一言]

人間の行動の原動力とは、一般に、不吉な領域(腐敗、汚滅、不純に色どられている領域)からもっとも遠ざかった地点に、到達しようとする欲望にほかならない
-------------------------------G・バタイユ 『文学と悪』 1959年

 どうかな?この一文だけをみれば、そんなことはないよ、という人も必ずいると思う。
 ここで、どれほど遠ざかったかを示すために、世俗的な格付けの位置で計ろうとする人々がいる。これが、目的と手段を逆転するもののひとつだと思う。どれだけ、遠ざかったかの目安としてみようとするランクが、あたかもランクをあげること、イコール遠ざかることにつながってしまう。そうではないと思う。
 ”領域”や”地点”という言葉が使われると、どのような位置関係にあるのか、考えてしまいます。二次平面上において、左右のように分けられるのか、3次元上の一部の空間以外が不吉な領域になっているのかな、とか。人によって、不純な色も異なる気がするし。


 「やる気がおきない。」自分でも、他人でも、このように言うことありますよね。僕も最近、やる気が起きないなぁと思っているものですから。最近、少し目にした分では、やる気は物事に取り組む前には、ほとんどおきないそうです。何かしらに取り組んできたときに、初めて脳内でやる気になる物質が分泌されるそうです。
 例えば、嫌々ながら始めた作業でも、気づくととても熱中してしまうこととかありませんか。ちょうど、そんな状態らしいです。だから、やる気がなくても、ノートを開いて問題を解く、本を手に持って文字を見てみる。その程度からでいいんです。大切なことは始めること。そして、最初からハードルをあげすぎないこと。波に乗れば、逆にもっとやりたくなるのだから。
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