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価値の測定に厳しい [今日の一言]

価値がなくなったものでも、減損すれば損失になり、社員の成績に影響するから、「これは必要な在庫。まだ売れるものだ」と言い出したりする。そこに無駄が発生するが、IFRS(国際財務報告基準)は価値の測定に厳しい。そんなことは通用しなくなるのです。
-----------竹内 敏晃 日本電波工業会長兼CEO(最高経営責任者

 IFRS,すごいですようね。関係ない人は、存在すら知らないようですが。企業にとって『利益』の意味が変わってくるようですね。大きな変化は、「包括利益」の導入なのでしょうか?

包括利益=当期純損益 + 少数株主損益 + その他包括利益

 その他包括利益
   = 為替換算調整勘定 + 未実現有価証券損益 + 未実現デリバティブ + 土地再評価差額金

で利益を計算するそうな。包括利益で示すと、当期純利益との相加率で 20402% や 10345% 増となる企業もあるそうな。その分、為替や資産による変動分が大きく影響を与えます。だからこそ、反対派も居るわけです。だからこそ、より効率的に資産を運用する必要が出てくると言うことも。

 損益計算書、貸借対照表を見たことはありますが、さっぱりですね。意味を理解して、「こんな感じか・・・」と考えられるぐらいには、なりたいものです。


 最近、新刊を購入しましたが厚いものは手付かず状態ですね。左の「booklog」に本棚があるので、覗いて興味のある本があれば是非手にとってみて下さい。

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りょうかい

IFRS、最近よく聞くキーワードですね。これで社外の評価がかなり変わる模様ですので、少しずつ勉強していかないと。
by りょうかい (2010-06-13 19:12) 

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