ハーバード白熱教室 （NHK教育）

人間の生殖における市場の役割、つまり、卵子や精子は、金のために売買されるべきか否か
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　『ハーバード白熱教室 第5回　「お金で買えるもの　買えないもの」 Lecture10　母性売り出し中』を見ました。初めて視聴しましたが、なかなか興味深い内容でした。アメリカでは、精子バンク等では、精子・卵子が売り買いされています。採用基準は厳しいが、中には卵子１子に１万ドル（多分）や精子提供１回で７５ドルなんでのもあるようです。

　精子や卵子は売買されていいのか。さらに代理母出産において、出産後に子供を引き渡すと言う契約を締結した場合、出産後に契約を履行すべきか否か。代理母出産においては、人身売買ではないのか？などが話されました。

　学生の中からも、幾らか興味深い意見が出てましたね。文章でよんでいないので、理解しきる前に進んでしまったこともありますが、どうでしょうか？精子の提供団塊と、代理母出産後の子供の行き渡しでは次元の違う話なのか？それとも、人身売買の一種に入る？

　代理母出産ではアメリカにて「ベビーM訴訟」として裁判にもなったようです。下級裁判所と最高裁での判決はことなり、最終的には、養育権は父に認め、代理母の面会権は下級裁判所の判断に委ねたようです。このケースでは、文明社会には金では買えないものがある、という決断を下したようです。

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