学問

学問は何よりも、われわれが天性自然から受けるところの驚きをいくらか軽くしてくれるという点で役に立つ。それからまた、不断に高められて来た生活に、害あるものを退け、益あるものを導入するための新しい技能を目ざます点で役に立つ。
-------------------------------------------- ゲーテ 『格言と反省』

　小学生、中学生の頃って、何で勉強するの？と思った気がします。勉強でつまずくと特に。これが、将来何の役に立つんだ？といって逃げようとした記憶もあります。ただ、それをやると後々、必要なときに後悔しますよね。目で見える形で言えば、高校入試、大学受験とか。

　受験といえば、そろそろ追い込みやラストスパートをかける時期ですね。推薦やAOでは、すでに実施したところや、進学先を決めてしまった人もいるでしょう。今を、がんばっている人は、その調子で、最後まで駆け抜けてください。

　勉強といえば、よく（？）聞くかもしれないけれど、「１＋５はなぜ６なの？」。どう返答しますか。たいていは、そいうものだから、そうきまっているから、が精一杯ではないでしょうか。
　そんなことを思ったのは、最近手に取った書籍に、その答えが書いてあったからです。タイトルは、忘れましたが、あぁ、それもひとつの方法だなと納得できました。最低限の、１の次は２、その次は３というレベルの定義は前提にしたますが、その上で、なるほどと思える証明をしてくれていました。

　あえて言いたいのは、”証明”していたということ。そういうものだから、ではなく、理路整然と”説明”できたという事実。そこに、大きな驚きを感じることができました。

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